大会STORY

興居島(ごごしま)とは​、愛媛県の県都松山市の沖合の西約2キロメートル、フェリーで約10分のところにあります。人口は約900人。周囲25.4kmの小さな島で、2022年に小さなマラソン大会が立ち上がりました。人口900人の島に、300人のランナーと100人のボランティアが集まりましたが、その第1回のスタートの直前に雨が降り、開催が危ぶまれましたが、スタート直前に雨が上がる奇跡が起きました。この雨が清めの雨となり、無事初の10kmマラソン大会が大成功で終わりました。
2023年。西日本を襲った大雨は、興居島を象徴する小冨士山で土砂崩れを引き起こし、興居島島内のいたるところで被害が出ました。第2回の開催が危ぶまれましたが、島民の努力により復旧し、見事に300人のランナーを迎えることができました。
今年2024年。このマラソン大会は新たなステージへ。

大会コンセプト

~フェリーを降りた瞬間(とき)から、祭がはじまる~


興居島への交通手段はフェリーのみ。高浜港に集まったランナーは一同にフェリーで興居島へ向かいます。約10分ほどの船旅を終えて、島に降り立った瞬間から祭がはじまります。たくさん人のお出迎えと水軍太鼓の鼓動がランナーを奮い立たせ、スタートの瞬間まで盛り立てます。最初の一歩からゴールするまで、コース上の声援が心を潤し、たくさんのエイドステーションが喉と体を潤します。

ごごしまが「Go!Go!島」として全てのランナーを応援する聖地となることを目指します!

大会の魅力POINT

公式レースじゃない。交通規制も緩い。
でも、景色はキレイだし人も温かい。
 

第1回、第2回と興居島の島民と相談して10kmのコースを作ってきましたが、今年はとうとうハーフマラソンにチャレンジします。でも、走るコースは島の中心となる道路。島のみんなの生活があるから、完璧な交通規制はできません。それでも、この素敵な景色を見ながら少しでも長く走ってもらいたい。少しでも長くおもてなしをしたい。そういった思いで、今年はハーフマラソンをご用意いたしました。本気の大会の前の練習として、軽い気持ちでご参加いただきたい。おもてなしが多すぎて、完走するのを諦めてしまうぐらい皆さんを満足させたいと思っています。

フェリーで運べる人数に制限があります。
550人限定のマラソン大会です。

 

本当は他のマラソン大会のように何千人のランナーに参加していただきたいと考えています。でも、ここは島。朝、フェリーに乗れる人の数には限界があります。そこで、興居島になぞらえて550人限定のマラソン大会にすることにしました。 

その代わり、来ていただいた方にはたくさんのおもてなしをご用意させていただきます。「島うどん」前のエイドステーションでは、島の名物「ひじき天」をご賞味ください。また、シマルシェでは島のクラフトビールやオレンジジュースやキッチンカーがやってきます。もちろん、魅力あふれる応援でランナーの背中を後押しさせていただきます。惜しくも出場できなかった方は、私たちと一緒に応援ボランティアとして参加してみてはいかがでしょうか。 

おもてなしをする人だって競い合いたい。
おもてなしグランプリをしよう!

応援する側も楽しい大会を目指します。地元の小・中学校や松山市内の高校生や大学生から大人まで、たくさんのボランティアによって運営されます。ただ、ボランティアで終わるのはもったいない!「自分たちが一番楽しむんだ!」という熱い想いを持ってランナーを応援します。おもてなしグランプリの投票権は550名のランナーが持っています。貴方にとってこの日一番の後押しになった応援に投票してください。当日スタッフ全員に名札を配ります。スタッフの名前とメッセージを書いていただけたら喜びます。グランプリにはランナーの皆さんの参加費から一部頂戴して、ちょっとしたプレゼントを贈呈したいと思っています。